WEBサイト開設に絶対に必要な物テキストと画像
1の解説でドメインとサーバーが必須ということを説明しました。ドメインとサーバー以外にはコンテンツ≒中身が要ります。コンテンツはテキストと画像(写真やイラスト)です。
テキスト(文章)で、つまずく場合が多い!
サイトを構築するにはテキスト=文章が要ります。この文章を用意するというところで断念する経営者やフリーランスの方が非常に多くいます。
信じられないという方もいると思いますが、事実です。営業内容を列記した名刺だけでホームぺージ制作が出来ないかと言われたことがあります。
サイトを持つ目的があいまい
ホームページ用テキスト(文章)が用意できないという方は、サイトを構築する目的があいまいな場合が多いように思われます。同業他社が作ったので自社もとか・ホームぺージがあると「なんとなくカッコイイ」とかです。
よくあるサイト構築の目的は
- 名刺・会社案内の代わり(かなり多い)
- 取引先の、新規開拓、信用度アップ
- 金融機関から口座(法人口座)開設にはホームぺージがあった方が良いと言われた
- 起業・開店、新製品、イベントなどの告知
- 自社サービスの説明
- 集客、販売(サイトで)
初めてのホームページは会社案内型で
名刺・会社案内型のホームページに載せる内容
- トップページ 事業内容、サービス概要
- 代表挨拶 企業理念
- 会社概要
沿革(あれば)事業所紹介 - 取扱い商品 クリエイトフリーランスなら作品ギャラリーなど
- 個人情報保護方針(お問い合わせフォームを置く場合必須)
箇条書きで良いので文章を用意する
貴方の会社・仕事内容は経営者であるあなたが一番知っているはずです。下記を考えてみてください
- 会社・貴方のビジネスのキャッチフレーズ
- 何の仕事をしているのか、得意な分野は何か
- 将来のビジョンはどのように考えているのか
- 取得している資格や加盟団体はあるのか
- 会社の情報(所在地、電話番号、沿革、屋号の云われなど)
- 代表者のプロフィール
- 製品・商品・技術のアピールポイント
箇条書きが出来れば、制作業者がなんとかしてくれると思います。(下記のコピーライターに下請けにだす時もある)
箇条書きも出来ない場合
会社の住所など概要は用意できても、企業理念など全く文章に出来ない場合、ホームページを作ってくれる人や業者さんが、貴方の話を聞いて形にしてくれる方法と、コピーライターという文章を書く専門家にインタビューを受けることでテキストを準備してもらう方法があります。(全くなにも考えていないと無理です)
コピーライターを自社で抱えている制作会社も多くあります。またクラウドソーシングという形で働く、フリーランスのコピーライターが沢山いますのでZOOMやLINEビデオなどで会話(インタビュー)すれば貴方の考えを文章にしてくれます。なおクラウドソーシングへの発注は、制作業者で手配してくれることが多いでしょう。
個人情報保護方針はテンプレートがある
プライバシーポリシー個人情報保護方針は、ひな形・テンプレートがあるので当てはめるだけで、ほぼ完成します。(特殊な事情・運用方法があれば微調整がいる)
忘れてならない画像(写真やイラスト)
写真やイラストもホームページでは大切な要素です。文字だけのサイトは見向きもされません。
必ず写真やイラストを用意しましょう。
サイトで使われる主な写真イラスト
- トップページ用イメージ画像(販売している画像を使うことも多い)
- 店舗・会社の外観、内観写真
- 代表者の顔写真(載せたくなければ無しでもOK)
- 製品・商品の写真
- 自社サービスの説明図、他社と比較のイラストとか
- 施工実績写真とか、作品の画像
- 会社のロゴマーク
ロゴマークは忘れがち
起業したばかりでも、名刺を作っていれば、ロゴの存在は気にしていると思います。かえって古い企業さんの方が、ありふれた書体による文字だけのロゴを使っている場合があります。
また白黒だけのロゴも多く使われています。
サイトのイメージに合わせて、カラー化や新規に作成することをお勧めします。
まともな写真が無い時はプロに依頼しよう
写真が無いので、自分(自社)で撮影しようとする場合はスマホ撮影になると思います。しかしよほど撮影スキルがないとあまり品位の高い写真は望めません。
思い切ってプロカメラマンを依頼したほうが簡単です。
費用も、まとめて2~3万円(撮影内容・量による)が相場でしょう。
ネットから拾ってくるのは、絶対にダメ!
適切な写真がないとき「同業他社の写真やイラストをコピーして使えばよい」のではないかという方がいます。これは絶対にしてはならない行為です。場合により訴訟沙汰になりかねません。
写真やイラストに限らず、文章のまるパクリもNGです。(主旨が同じで、別の文章はOK)