ソフトバンク上林 復帰は?

アキレス腱断裂

ソフトバンクの上林誠知選手のアキレス腱断裂について

ソフトバンクの上林誠知選手が5月18日、右アキレスけん断裂と報じられました。

当時のyahooニュースでは復帰に全治6ヶ月という記事がでています。

上林選手の復帰をアキレス腱断裂経験者の視点で考察してみました。

アキレスけん断裂の治療にはいくつか方法がある。

アキレス腱手術直後写真

管理人は、何を隠そう(隠しても仕方ないけど)左アキレス腱断裂の経験者です。上林誠知選手の反対左足アキレス腱の断裂でした。

写真は、手術から1週間ほど経った時の写真です。内出血痕と足の腫れがまだ残っているのが分かるでしょう。

下記の内容は、入院・手術・リハビリの過程でお医者さんや理学療法士さんから聞いた内容を記載したものです。

治療法その1 接合手術

一般的というかよく用いられてきた治療法です。イラストの赤い部分が断裂したところを示します。切れた上下の腱を縫合してつなぎ合わせる手術です。

手術の方法(術式?)にも種類があるようで。私の場合、回復後の仕事で、やや力がかかることがあるのでしっかり縫う方式で縫い合わせてもらいました。

なぜ手術を選んだかと言うと、保存療法よりギブス・装具が早く外せる、どちらかというと早く歩けるようになるというお話だったためです。いまなら保存療法を選んだかもしれません。

治療法その2 保存療法

アキレス腱に付ける装具
アキレス腱に付ける装具のイメージ

手術を行わずにギプスや装具を用いて治療するのを保存治療と言います。

骨折の時のような、がちがちにギブスを付けるのではなく写真のような装具を付けて自然に腱がつながるのを待つそうです。
(一部ギブス併用)

なお装具でなくギブスだけで治療する方法もあるようです。

この保存治療は、私が言われたのは「装具を付けている期間は保存療法の方が長い、速足で歩けるようになるまで個人差が多きいけど半年くらいだろう、手術よりやや長いのでは」という説明でした。

後に詳しくネット情報を探ると、リハビリ技術などの進化で、現在は手術と保存療法は治り方に大差なくなっているようです。

かえって手術のための入院が要らないという意味では患者の負担が少ない、事務作業であれば翌日からでも仕事が可能というメリットがあります。しかし通院が大変そうです。

保存療法を選択するなら、この療法を得意とする医療機関を探す(紹介してもらう)必要があると考えます。

ソフトバンク上林は練習開始が年末?

プロのスポーツ選手なので、一流の医療関係者の治療が受けられ、リハビリも完璧なカリキュラムでこなしていくでしょう。半年で完全復帰などの記事がありますが疑問符がつきます。

管理人の予想では、今期絶望は当たり前として、来年のキャンプに間に合うかどうかと思います。

急ぎすぎて「ソフトバンク上林、アキレス腱再断裂!」などの見出しが出ないことを祈っています。

もう一つ気になるのはメンタルです。外野手は、ダッシュすることが多いと思います。この時わずかな躊躇・迷いが出ると思います。(管理人も未だにダッシュ出来ません。)取れる打球が取れないことがあるのではと危惧しています。

ともあれ栗原選手ともども1日も早い上林選手の復帰を祈り、駄文を終わりにします。

医療情報は、必ずお医者さんなどに確認してください。書いている内容は体験と聞きかじりです。

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